ご挨拶

年会長 田端 健司

日本薬物動態学会第34回年会 年会長
田端 健司(アステラス製薬株式会社 薬物動態研究所)

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、『日本薬物動態学会第34回年会』を2019年12月9日(月)から12日(木)の4日間、茨城県つくば市のつくば国際会議場において開催させていただくことになりました。組織委員会を代表して皆様に御挨拶申し上げます。

日本薬物動態学会は、医薬品等のXenobioticsの有効性と安全性にかかわる基礎・応用研究から、近年では再生医療関連技術、データサイエンス、トランスレーショナルサイエンスなどの研究領域へも広がり、最新のサイエンス・テクノロジーの知見について情報交換できる学会に成長してきました。サイエンスの進歩だけでなく人材育成においても、相互に刺激しあいながら協奏と協働を考える “知の交差点”としての役割も果たしてきました。

創薬研究は目まぐるしい環境変化に置かれております。新しい治療薬では、動物での疾患モデル構築が困難となり、再生医療技術を応用した創薬研究基盤、新規治療法の研究、そしてそれを支える工学技術が注目されてきております。これらの研究動向を踏まえて、本年会のテーマを「科学技術の交差点 〜生体模倣による薬物反応システムの解明と再生医療技術の応用〜」とし、多様な分野の研究者による特別講演、シンポジウムを企画するとともに、一般発表(口頭・ポスター)を募集して優秀発表は表彰し、科学の進歩を患者さんの価値に変えるマインドを醸成したいと思います。

最後に、薬物動態学会では初めてとなるつくば研究学園都市での開催です。我が国が世界に誇る研究所を多く集積しています。国立機関見学、JAXA見学、セグウェイ試乗、名産物 納豆もお楽しみいただけます。つくばエキスプレスが開通し首都圏からのアクセスも大変良くなりました。多くの薬物動態研究者にご参集いただき、わくわくしながら議論を交わせるようお迎えしたいと存じます。ご参加をお待ち申し上げます。

平成31年1月吉日